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技術士になるまでの道のりを解説 [AD]

技術士になるためには、いくつかの段階を踏まなければいけません。ではどのようにして技術士になるのか、その道のりについて簡単に解説します。

修習技術者になることを目指す

まず最初に、修習技術者になることを目指します。修習技術者になるためには、技術士の第一次試験を合格するか、文部科学大臣の指定する教育課程の修了者でなければなりません。したがって教育課程の修了者でない場合は、必然的に第一次試験を受験することになります。
第一次試験は大学レベルの専門的な知識を問われる試験です。工学や農学などをイメージするとわかりやすいかもしれません。基礎・適性・専門の3科目において選択式の筆記試験がおこなわれます。
この第一次試験は多くの人に門戸が開かれていて、年齢や学歴や国籍などを問いません。これらの制限がないため、基本的に希望すれば誰でも受験可能です。

修習技術者が然るべき実務経験を積むと第二次試験が受験可能

たとえ第一次試験に合格して修習技術者になれても、すぐ第二次試験を受験できるとは限りません。第二次試験を受験するには、指導技術士や規定の監督者のもとでそれぞれ定められた年数の実務経験を積む必要があります。

筆記試験の他に口頭試験もある第二次試験

技術士は高度な専門的知識と応用力はもちろんのこと、適切な判断力も求められます。その能力があるかどうかを見極めるのが第二次試験の役割です。
また筆記試験のみだった第一次試験とは異なり、第二次試験には口頭試験があります。筆記試験の合格者のみが口頭試験を受験できる仕組みですから、たとえ筆記試験に合格してもまだ安心できません。口頭試験に合格できなければ、技術士にはなれないのです。
例年のスケジュールでは4月から受験申込書の受付を開始し、合格発表されるのは翌年の3月です。つまりほぼ丸1年がかりで、技術士を目指して第二次試験に臨むことになります。

合格したら日本技術士会に申請して登録を受ける

見事に第二次試験に合格したら、日本技術士会に申請して登録を受けます。登録が正式に受理されれば、晴れて技術士を名乗れます。

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